ストレスが招くホルモン疲労とは!ホルモン疲労を解消する方法



ホルモン疲労の改善

 

 

コンピューターのおかげで仕事の質も量も向上し、効率化も実現したわけですが、生身の人間の脳はいよいよ辛い状態にあります。だからこそ、ストレス対策は今まで以上に意識しなければならないのです。

 

ノルアドレナリンを食品やサプリから摂取することができればいいのですが、残念ながらそれは困難です。ただし、ノルアドレナリンの元となる物質を摂取することはできるので、間接的にノルアドレナリンの不足を補いましょう。そ

 

の物質となるのがフェニルアラニン、チロシンというアミノ酸です。フェニルアラニンは、脳内の神経伝達物質を作るのに欠かせないアミノ酸であり、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質に変換されます。

 

フェニルアラニンが含まれている食品はカツオなどの魚、卵、乳製品、高野豆腐、湯葉、ゴマ、ピーナッツ、アーモンドなどです。また、フェニルアラニンは、カロリーオフ飲料などにも含まれていますが、一日1個の卵、豆腐や納豆を食べるなど、規則正しい食品生活の中で摂る方をお勧めします。

 

もうひとつのチロシンは、フェニルアラニンから合成されて、脳内で神経伝達を行う際に欠かせないアミノ酸です。食物からなら、乳製品、魚、卵、豆類から摂ります。他にも、タケノコ、ゴボウ、キャベツなどにもチロシンが多く含まれています。

 

目に見えるものとしては、納豆の表面の白いツブツブ、タケノコを切った時の白いかたまりなどがチロシンです。従って、タケノコの白い部分は洗い流さずに使いましょう。その他にも精神を安定させ、生活のリズムを作るセロトニンという物質もあります。いずれにしても、一度バランスを壊したホルモンバランスは、元に戻すのに時間がかかります。緊張が長く続いた時はしっかり休息をとることが非常に大切です。