ストレスが招くホルモン疲労とは!ホルモン疲労を解消する方法



疲れのサイン

 

 

いつも時間に追われているような生活をしている現代人。ふと気がつけば、「疲れたな~」とついつい口にしてしまうこともあると思います。ある調査によれば、現代日本人の3人に1人が、慢性的な疲労を感じているとされています。

 

そもそも疲れを感じるということは、体がもうこれ以上頑張れない!休みたい!と、メッセージを送っているのです。つまり、疲れは体が発する「悲鳴」だということです。従って、このメッセージを感じたら、本当に体がダウンしてしまう前に休養をとらなければならないのです。

 

そうしない場合は、更に疲れが蓄積されていき、自律神経失調症、うつ病、心身症などの疾患に移行してしまいます。

 

しかし、このように疲労を感じる人が増えているのはなぜなのでしょうか?大きな要因はストレスや睡眠不足です。ストレスが招くのはホルモン疲労です。

 

「ストレスホルモン」と呼ばれるのがノルアドレナリンです。これはアドレナリンの前駆物質です。本来はその人を危険から守るために働く神経伝達物質です。神経伝達物質というのは、神経系を構成する基本単位のニューロンで産生される低分子の化学物質のことです。神経伝達物質は、標的とした細胞を刺激して、興奮させたり逆に抑制させます。

 

ノルドレナリン以外の神経伝達物質として、アドレナリン、アセチルコリン、ドーパミン、セロトニンなどがあります。ノルアドレナリンについては、これが不足すると、ストレスに弱くなり、やる気が低下、学習する意欲も低下してしまいます。