ストレスが招くホルモン疲労とは!ホルモン疲労を解消する方法



ノルアドレナリンの不足

 

 

ノルアドレナリンが十分に分泌されない環境というのがあります。それは、長期的にストレスがかかった状態、問題解決の目途が見えにくい状態、十分な睡眠時間が取れない状態などです。こうした状態ではルアドレナリンが十分に分泌されず、働きも弱くなってしまうのです。

 

ノルアドレナリンの分泌量が少ないと、ストレスに対して弱くなります。やる気が低下し、学習する意欲が低下します。無気力、無関心になって、とうとう生きる意欲する低下します。反面、痛みやストレスには過剰に反応します。かなりのうつ状態です。

 

これでは大変です。ストレスがかかるとノルアドレナリンが分泌されますが、その状態が続くと、今度はノルアドレナリンを作る物質が不足してしまうのです。ノルアドレナリン受容体は少量のノルアドレナリンを結合しようとするので、受容体の感受性が高まり、大きくないストレスに対しても過剰反応するようになります。ほんの些細なことでも怒り、感情が抑えられなくなってしまいます。

 

ズバリ、ストレスが招くホルモン疲労ということになります。その状態が続くと、更に、不眠や食欲低下にも悩まされます。心身共に過剰に働いたわけで、その過労のため動けなくなったグロッキー状態です。ノルアドレナリンの原材料が不足したままなのですから、そのまま走り続けることは無理です。間違いなく、休息と栄養補給が必要なのです。